昨今、3次元デジタルデータを普通に扱う世の中になっています。特に2000年代になってPCが高速、高機能になって飛躍的に発展しています。
アナログからデジタルの移り代わりの時期にデザインのお仕事に飛び込んだ私は、追いついていくのが大変でした。
3Dデジタルデータはその用途でいくつかに種類・領域が分かれます。それらを扱う仕事に携わっていないと具体的にどんなものなのかご存じない方も多いと思いますので、ざっくりと違いを書いていきます。
視覚表現向け3次元データ(3DCG)
TV、映画、CM、アニメ、ゲームなどでよく見かける人物キャラクター、製品、建築、特殊効果などの様々な視覚的表現で使用されます。
ポリゴンメッシュという三角形または四角形で3次元データを定義します。それらがいくつも集まって結合して物体に見せています。
ものづくり向け3次元データ(3DCAD)
さまざまな工業製品の設計や製造に多く使われています。
最近だと3Dプリンタの出力元データを作るのにも必要になっています。
寸法が正確で再現性の高い計算方法で3次元データを定義していて、枠の中に張られた面が0.01mm以下の精度で結合して体積を持った物体データになります。
それぞれの手法には得意不得意があり、使い分けをしています。
NY-3Dモデリングではそれぞれのモデル作成方法を組み合わせ、3DCADで扱うことのできる形状作成のご依頼を承っています。
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